最近、日本のロボットはあまりおもしろくありませんね。
ニワカソフト株式会社代表古賀が中国出張の際に中国の方に言われた一言がこのプロジェクトのはじまりでした。ロボット分野で先進的な中国。幼少期からのプログラミング教育やIT都市深センの開発など、エンジニアや技術者がハングリーに育つ土壌ができています。
そんな中国での一言がどこか悔しかった古賀。そして、その時中国で知ったRoboMaster(ロボマスター 通称:ロボマス)というロボットバトル。小さな小さな火が灯った瞬間でした。
帰国後、すぐにクラフトハウス栗元氏にコンタクトをとり、その人脈からの人材を中心に結成されたFUKUOKA NIWAKA(フクオカニワカ)。このプロジェクトは、普段は日の目を見ないエンジニアや学生の方々が国際舞台で闘える機会であり、 なによりアジアの玄関口である福岡の技術力を国内外に向けて発信できる大きなチャンス。
ロボット分野で世界を牽引する中国を驚かせたい
そんなロボットに対する熱い情熱がこのチームのすべてです。
異国中国でロボットの知識もなにもないひとりのニワカモノに灯った小さな火は、福岡という街の至る所で息吹きはじめ、ついにFUKUOKA NIWAKAというチームとして形になりました。
チーム構成
FUKUOKA NIWAKAに所属するのは、
福岡県内の学生や企業エンジニアの人々。
2017年の高専ロボコンで日本一を獲得した北九州高専をはじめ、九州産業大学、福岡工業大学、九州大学の学生やOB、福岡のモノづくりを担う企業のエンジニアなど、錚々たるメンバーが揃っています。 みな、発起人である古賀の野望に共鳴し、福岡から世界を驚かせたい一心で本業の傍らチームのために時間を割いています。
目的
目指すは優勝。だけではない。
ロボマスターに出場するからには当然目指すは優勝。
優勝を狙えるメンバーは揃っています。ただ、このチームの目標は大会の結果だけに留まりません。
きっとFUKUOKA NIWAKAから、未来の日本の産業を支える人材が育っていくでしょう。このチームに所属したこと、ロボマスターに日本から初出場を果たしたことが、メンバーの未来にいい影響を及ぼしてほしい。ロボマスターを通して培った技術や経験がそれぞれのメンバーの将来に役立ち、回りまわって技術の発展に貢献していくことができれば。そう願っています。
ロゴについて
NIWAKAを「NWK」と略し、その英語文字を「炎」の形にデフォルメしております。
世界に向けて「狼煙」を上げ、次に、炎は燃焼活動のようにFUKUOKA NIWAKAがエンジニアチームとして、ぐんぐんと上昇していくような思いを込めています。
FUKUOKA NIWAKAがエンジニアやロボマスターの火元であり、情熱や思いを伝播する中心的存在でありたいという意味であり、まるでオリンピック聖火の火のように、チームの仲間やファン、エンジニアやロボマスターへの関心の灯火が少しずつ増えていってほしいという願いの表れでもあります。
ニワカのラボ
ニワカソフトが考える日本のモノヅクリの新しいカタチ、 モノヅクリの最先端を福岡から発信するための拠点となるニワカのラボ。 防音の工作室はもちろん、ロボット操縦の練習なども出来るようフィールドも完備しています。ロボットのバトル演習、講習会など、さまざまなイベントにご利用できます。
所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目18-9 B1
FUKUOKA NIWAKAの戦歴
2018年7月日本から初出場したFUKUOKA NIWAKAは今年で結成3年目。2020年の出場に向けて始動しています。
- 2018年7月 – RoboMaster2018ベスト16
- 2019年8月 – RoboMaster2019国際予選敗退
- 2019年8月 – RoboMaster2019 Summer Camp 準優勝
- 2019年12月 – RoboMaster2019 Winter Camp 優勝
- RoboMaster2019では、チームのエンジニアロボット、歩兵ロボット、ドローンがRoboMaster2019国際枠のデザイン賞を獲得し、団体賞もいただきました!
RoboMaster2020優勝に向けて、FUKUOKA NIWAKAで一緒に戦ってくれる仲間を募集しています。ラボの見学からでも、お友達と一緒にでも、お気軽にご相談ください!